自分らしさの正体
声や顔のパーツなど、身体的特徴は、そのひと固有のものです。
一卵性双生児でもない限り、まったく同じということはありません。
キレイな芸能人が、人形みたいに全部同じ顔だったら・・・コワッ(汗
個性のカケラもありませんね。
人形には、そのひとらしさ・・・つまり、
「自分らしさ」などは、ないのです。
逆に、「性質」「スキル」に関してはどうでしょうか?
似たようなやさしい性格の人や、
ピアノが弾けるといった同じようなスキルを持つ人はたくさんいる。
では【自分らしさ】とは、一体、何なんでしょうか?
ご自分でもよくおわかりだとは思うのですけれど
わりと人の心の中というのは、多重人格のようにさまざまな思考をしています。
機嫌が悪ければ、皮肉屋の一面が強調されるでしょう。
機嫌がよければ、いつもよりもやさしくなるでしょう。
この「性質」のふり幅が大きすぎると病気と診断されてしまうわけですが、
日常生活の中では、こういった二律背反した「思いの海」でゆらゆらとしていることが多いです。
今日はチョット落ち込み気味な私。
今日はちょっと積極的な私。
今ココに生きている「私」に変わりはないのに、
人によっては評価が違うのは、
きっと出会ったときのアナタの状態が、一定していないからに他ならない。
たとえば「性格」というのは、
性質の配合具合によって、変わるとおもうのです。
思いやり80%、残酷さ20%のひとと、
思いやり20%、残酷さ80%のひとでは、
まるで性格が違う。
このように「個々の性質が占める割合」のことを、自分らしさというのだと思うのです。
残酷な性格をしているひとは、思いやり10%くらいしかないでしょう。
超現実主義的な考え方をするひとは、思いやり50%くらいでしょう。
ひとりの人間の中に「性質」はたくさんあります。
思いやり、積極性、残酷さ、やさしさ、ニヒルさ、思慮深さ・・・などなど。
これらの性質のそれぞれのパーセンテージは、
個々の人間それぞれに、違います。
生育してきた環境、今生きている環境、そして、
人間関係によっても「出来上がり」が違うのです。
画一的になりようもない。
それが「自分らしさ」の正体なのです。
だから「誰にもないスキル」とか、そういうポイントを見つけるために
バックパック背負って世界中を自分探しの旅をしたって、何も見つかりはしない。
自分は、自分の中にある「性質のバランス」に他ならないからです。
ただ、いつもとは違うシチュエーション・環境の中に身をおいたときに、
「あぁ、こういうときに自分はこういうことを考えてこういうことをする人間なんだ」ということを知る良い機会ではあります。
けれどいつまでも、こうした外部刺激による「自分のカタチ」を見極める作業をしている場合でもありませんね(^^;
「自分」を形成する性質のバランスを知る旅は、一生モノだと思います。
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